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助教 沙霧
第9章 秘密のいとなみ ~自宅の浴室~
(誉・・・・さま・・・・)
初めて口にしたその呼称は、甘い猛毒となって彼女の喉を焼いた。
指先が、自らの湿り気をかき混ぜる。水のしぶきと、自身の情欲が混ざり合い、浴室には濃密な雌の匂いが立ち込めていく。彼女は狂ったように、自分の身体を誉への献身として弄り続けた。
壁のタイルが、彼女の荒い吐息で白く曇っていく。
その曇りの向こう側で、誉の眼差しが、自分の無様な背中を、割れた腰の線を、そして晒け出された秘部を、冷徹に観察している。
やがて、耐え難いほどの衝撃が彼女を襲った。
沙霧は声を上げることもできず、タイルの床を爪で掻きむしりながら、激しく身悶えた。絶頂の瞬間、彼女が求めたのは救いではなく、より深い、底なしの隷属だった。
しばらくして、熱い湯がぬるま湯に変わる頃、沙霧はようやく顔を上げた。
鏡の曇りを手で拭うと、そこには、瞳の焦点を失い、だらしなく口を開けた一人の女がいた。短い髪は乱れ、肌には自らの爪の跡が赤く浮き出ている。
(これが、古典和歌の権威を目指す瀬川沙霧、私の真の姿。。。。)
彼女は力なく立ち上がり、濡れた身体をタオルで包んだ。
浴室を出て、暗いリビングでスマートフォンを手に取る。
そこには、一通の新しい通知が届いていた。
『誉:新しいコメントがあります』
沙霧の指が、恐怖と歓喜で激しく震えた。
彼女は、まだ水滴の滴る髪のまま、吸い寄せられるようにその画面をタップした。
物語は、もう、止まらない。
初めて口にしたその呼称は、甘い猛毒となって彼女の喉を焼いた。
指先が、自らの湿り気をかき混ぜる。水のしぶきと、自身の情欲が混ざり合い、浴室には濃密な雌の匂いが立ち込めていく。彼女は狂ったように、自分の身体を誉への献身として弄り続けた。
壁のタイルが、彼女の荒い吐息で白く曇っていく。
その曇りの向こう側で、誉の眼差しが、自分の無様な背中を、割れた腰の線を、そして晒け出された秘部を、冷徹に観察している。
やがて、耐え難いほどの衝撃が彼女を襲った。
沙霧は声を上げることもできず、タイルの床を爪で掻きむしりながら、激しく身悶えた。絶頂の瞬間、彼女が求めたのは救いではなく、より深い、底なしの隷属だった。
しばらくして、熱い湯がぬるま湯に変わる頃、沙霧はようやく顔を上げた。
鏡の曇りを手で拭うと、そこには、瞳の焦点を失い、だらしなく口を開けた一人の女がいた。短い髪は乱れ、肌には自らの爪の跡が赤く浮き出ている。
(これが、古典和歌の権威を目指す瀬川沙霧、私の真の姿。。。。)
彼女は力なく立ち上がり、濡れた身体をタオルで包んだ。
浴室を出て、暗いリビングでスマートフォンを手に取る。
そこには、一通の新しい通知が届いていた。
『誉:新しいコメントがあります』
沙霧の指が、恐怖と歓喜で激しく震えた。
彼女は、まだ水滴の滴る髪のまま、吸い寄せられるようにその画面をタップした。
物語は、もう、止まらない。

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