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12歳年下の旦那さんとプレママプレパパ生活する話
第2章 10月…淡路島の水嶋家の別荘にて
「なんだかお誕生日会と言うか、
ちょっとしたお祭りみたいだね…」
リビングの大きなテレビの所では
テレビゲーム大会が開催されてて。
大人も居るし子供も居るし…、
この人は双子とはどんな関係なんだろう?って
思うような感じの人も居たりとかして。
賑やかなパーティーも…
夕方にはお開きになって。
来てたゲスト達が帰って行けば
大人数で泊まれる別荘には双子と
妹一家と私達と…仕事を終えて
こっちに合流して来た
小林くんと葵ちゃん。
そして明日の結婚おめでとう
パーティーの為にやって来た
紫苑さんと稲垣さんと
紫杏さんの一家と
港斗くんの弟の奏多くんと
それからいとこの紫門くんも
こっちに合流する形になった。
双子は…生田家の面々とも
面識がある感じだし、
毎年の行事の淡路島のヴィラでの
親族の集まりにも顔出したりしてたし。
その日の夕飯は残っていたお料理と
お料理上手な有翔さんが作ってくれた
いつ食べても絶品の
鯛のアクアパッツァと、
鯛そうめんと鯛めしを用意してくれたから。
鯛めしはおにぎりにして貰って
また食べれそうな時に頂くことにして。
鯛そうめんは美味しく食べる事が出来て。
紫苑さんもアルトの作るものは
相変わらず美味しいわねと
言いながらもぐもぐと食べていて。
私はちょっと食べたらお腹が
いっぱいになっちゃって
お腹いっぱいになったら眠くなったから。
先にお部屋で休ませてもらう事にして。
私が残ってる人達に挨拶をして
下がらせて貰おうとしたら、
何故か私の後を紫苑さんが付いて来て。
「紫苑さん…?この間のシーでの
結婚式凄い豪華で素敵でしたね」
こんな風に二人だけになる機会は
明日も沢山お客さんが来そうだから
話せないかもと結婚式の話題を
私から紫苑さんに振ってみたんだけど。
『まぁね…、会社経営してたら…ね…
親族とか友人よりお互いの
会社の関係者とかばっかりだし…。
私が言いたかったのは…
そこじゃなくて……。子供…
順調に行ったら同級生になるわよ
ってそれをアンタに言いたかっただけッ』
そう言えば…さっきの食事の時も
ノンアルコールって言ってたし…、
そっか…紫苑さんもおめでたなんだ…。

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