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12歳年下の旦那さんとプレママプレパパ生活する話
第2章 10月…淡路島の水嶋家の別荘にて
「そんなの美味しいに決まってる
美味しいのが確定してるやつ…じゃない」
『って、あれ?あれ?もしかして
巴姉、ちょっと痩せたんじゃない?
ん?痩せたって言うかやつれた?
あれ?もしかしておめでた?』
「あんまり大きな声じゃ、
言えないんだけどね…」
『つわりの事とか聞いて来るから
もしかしてって思ってたけど
そっかそっか~。食べれそうなもの
あっち一緒に見に行こうよ』
絶賛つわりの真っ最中で
つわりのピークを迎えている
私の事を妹の千冬が引っ張って行って。
ビュッフェのお料理が並んでいる
場所に連れて行ってくれる。
カラフルで盛り付けも美しい
立食パーティーで食べやすそうな
お料理が沢山並べられていて。
高さの低いテーブルには
小さい子が好きそうな内容の
キッズコーナーもあったりして。
スイーツのコーナーも充実してたし。
大きな船が置いてあって
ホテルのディナービュッフェみたいに
新鮮なお刺身が並べられていて。
『海鮮丼も作れるよ?食べる?』
「お刺身は…無理かなぁ……」
妹があれこれと見せてくれて
バケットにハムとレタスとチーズが
サンドしてある食べやすいサイズの
サンドイッチがあったから
それをフルーツと貰って来て。
ちびちびと食べてたんだけど。
『巴、巴もニジマス釣りしませんか?』
「折角だし…1匹釣らせて貰おうかな」
大和は港斗くんに手伝って貰って
4匹ほどニジマスを釣って
満足したみたいで。
孝明さんが大和に付き添って
串を打って貰いに行ってた。
大和が使ってた竿と餌もまだあるから
私にしますかって聞いてくれて。
食べられそうになかったら
僕が食べますよって言ってくれたから
それだったら…って、2匹釣らせて貰って。
旦那さんも2匹釣ってたから
合計で4匹のニジマスを
串を打ってくれる所に持って行って。
声を掛けたら双子所の運送会社の
スタッフの人だったみたいで。
このニジマスも神辺高原の養殖所から
運んで来たのだそう。
串を打って貰って
大きなバットの上で好きな様に
塩をニジマスに掛けたら。
ニジマスを焼くためのコンロがあるから
空いているスペースに4本
ニジマスの串を並べた。

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