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Mの誘惑 -封じ込めた告白- 和田みさき著
第8章 落ちて行く私
「あぁ、あぁぁ……」
なのに、引き留められない。唇を開けて嘆くばかり。集まった人間を落胆させたくない思いが、自分をこのショ-の演者として選んでくれた館の主人の顔に泥を塗りたくない思いが、言い訳となって私の指を前向きにする。
ホックが外れ、胸当てがはらりと落ちる。重みのある美しい乳房が衆目に晒される。ぷっくりとした乳輪の真ん中で存在感を示す大きな乳首に数十の視線が釘付けになる。見られている。視線でさわられ、なぞられ、吸われている。物理的には何も穢されていないのに、私はイメージだけで刺激を感じ取って身悶えする。
「はぁんッ!」
甘い電流が背筋を駆け抜け、私はその場で弓なりになった。数十の瞳が一斉にその反応を追い掛ける。円形のステージに隠れる場所はなく、乳房は妄想のなかでこねまわされ、乳首はおのずから屹立《きつりつ》した。うっすら生えた産毛のすべて引っ張られる心地となり、後ずさりしながらピストンマシンに手を掛けた。その姿勢で、片手をショーツに差し向け、レースだけで構成された下着のなかへ手の平を滑り込ませた。
なのに、引き留められない。唇を開けて嘆くばかり。集まった人間を落胆させたくない思いが、自分をこのショ-の演者として選んでくれた館の主人の顔に泥を塗りたくない思いが、言い訳となって私の指を前向きにする。
ホックが外れ、胸当てがはらりと落ちる。重みのある美しい乳房が衆目に晒される。ぷっくりとした乳輪の真ん中で存在感を示す大きな乳首に数十の視線が釘付けになる。見られている。視線でさわられ、なぞられ、吸われている。物理的には何も穢されていないのに、私はイメージだけで刺激を感じ取って身悶えする。
「はぁんッ!」
甘い電流が背筋を駆け抜け、私はその場で弓なりになった。数十の瞳が一斉にその反応を追い掛ける。円形のステージに隠れる場所はなく、乳房は妄想のなかでこねまわされ、乳首はおのずから屹立《きつりつ》した。うっすら生えた産毛のすべて引っ張られる心地となり、後ずさりしながらピストンマシンに手を掛けた。その姿勢で、片手をショーツに差し向け、レースだけで構成された下着のなかへ手の平を滑り込ませた。

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