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防音室で先輩に襲われて…
第9章 ゴミの無い部屋
道路を挟んだ場所には変わらず椎名が立っている。間を横切った車の向こう側で──…スマホを耳に当て
その目は、真っ直ぐ乃ノ花を捕らえていた。
「いつから、気付いて……!?」
『…いつからだろうね』
暗がりなのに、不思議とわかってしまう
『じゃあ明日は、このコンビニ前に集合にしようか。時間は9時』
「──…ッ」
『逃げたらいけないよ、絶対、に』
───プ ツン
……─ッー、ッー、ッー
その日の彼からの電話は、そこで終わった。
───…

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