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NEXT EXTRA 2025
第2章 Halloween Deep Night
「お母さん、お母さんってば!!おきて!!」
琉尹に、強く腕を引っぱられて、慌てて起きる。
「ん?はい?琉尹??」
「お父さんが、たいへんなんだよ」
慌てて引っ張られて、パジャマの前!と思ったが、しっかりボタンがかけられていた。
部屋はカーテンも開けられてすっかり明るくなっている。
羚汰のあと、シャワー浴びたかったのに、すっかり朝まで眠ってしまったらしい。
琉尹について洗面所のほうへ移動すると、何やら風呂の中が騒がしい。
「大丈夫?」
といいつつ、その場に広がったかぐわしい匂い。
そして、洗面台の上に明らかに玲那が汚したあとの丸まったオムツやら、大量のおしり拭き。
床にはパジャマや、スリーパーなんかが広がっている。
あまりにもよくある惨状だが、こんな時になって欲しくない惨状でもある。
...一気に日常が戻ってきた。

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