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イケナイアソビ。
第3章 淫らな夜の喘事。


 もっと俺を濡らして。
 ふたりの愛液をかけて。
 俺は願いを込めて大きく腰を揺らし続ける。


 ぎゅむ、ぎゅむ。
 ぴちゃぴちゃ。

 下も上も、水音と肉音が聞こえる。
 兄貴と弟は限界を迎えたらしい。
 俺の中で肉棒が不規則に抽挿を繰り返す。
 身体ごともっていかれそうな力強いこの抽挿がたまらない。


 もっと。
 もっと。
 俺を強く突いて。
 その力強い腕で抱きしめて。


 だけど俺、もう。

「もっ、らめぇえええええつ!」
 限界だった俺は、先に吐精した。


「いけない子だ。おしおきしてやろう」
 弟はそう言うと、俺の後頭部を押さえ込むと、喉の最奥へ向けて熱を吐き出した。
「ふむうううっ!」

 流し込まれた白濁を全部飲み込めなくて、ゲホゲホと咳き込んでしまう。

 そうしたら、中にいた兄の方も奥へ鎮めた。

「っあ、がっ!」
 さっきイったばかりの身体はケイレンしている。
 感度もかなり高い中で、こんなにも強く突かれたら、もうどうにもできなくて、だけど吐精はとっくに空になった状態だ。その代わりに、粗相を漏らしてしまう。



 だけど俺とは違ってタフなふたりは幾度となく俺の尻孔を突く。
 兄はもう一度俺の中を抉ると、そのまま熱い迸りを注ぎ込んだ。

「あっ、つぅううういっ!」
 咳き込みながら焼かれるような熱さに身悶えする俺は、ただ踊っているようにも思えてくる。

「いいぞ、腰を振れ。もっと揺らせ」
 気がつけば、一糸も纏わない姿のまま、俺はただ2人の前で踊り続ける。

 今度は弟が俺の尻孔を責める番だった。
 さっきイったばかりなのにもう弟は復活している。

「ほらほら、まだだろう?」
 パンッパンッ!
「あう、あうっ!」
 この広い家全体に肉音が響き渡る。


「あふ、あふっ!」
 ビュクッ!!
 俺の町内に勢いよく注がれるふたり分の白濁。

「いあっ!」
 熱い迸りがひと息に注がれて、おかげで俺の腹の中は火傷するくらいに熱い。
 ビュクウウウッ!
 俺はまた、粗相を漏らしてしまう。


 ああ、どうしよう。
 上も下も、もう何もかもわからない。
 とにかく今は――。


 キモチイイ。


「まだまだ、これからだ。そうだろう?」

 兄貴と弟は声をそろえてそう言うと、裏付けるように俺の尻孔の中でまた固くなっていく。


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