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ご主人様の愛はこの身に注がれる
第2章 蜜月夜の始まり
グレン様は一旦顔を上げると、私に向けて笑みを浮かべた後で、耳の裏側にキスを落として、そのまま首筋へと顔を降下させて行きました。
「んんっ、だめ、です···っ」
グレン様が舌を滑らせた所が熱を持ったように熱くて、くすぐったくて羞恥に顔が熱くて熱くて···。グレン様の手が優しくボタンを開いたブラウスの間から手を差し込んで、ブラの上から大きな手のひらで優しく撫でたのが分かりました。
「っ、」
ビクッと体を固くさせると、「大丈夫」とグレン様に耳元で囁かれて、体から力が抜けるのが分かりました。
「···アメリア、見せて」
「グレン様···」
羞恥に目尻に涙が浮かんでしまって、私は緊張感から吐息を早くさせて、ふるふると首を横に振りましたが、虚しくもグレン様にブラをたくし上げられてしまい、ふっくらと膨らんだ乳房がグレン様に丸見えになってしまって。
「可愛いね···アメリア」
「っ、···ん」
グレン様はうっとりと私の乳房を眺め、ピンク色の乳首に指を這わせました。何とも言えない感覚に、私は口をきゅっ、と結びました。
「···アメリア」
グレン様は私の名を呼ぶと、壊れ物に扱うようにゆるりと乳房を手のひらで堪能するように揉み始めました。元は子爵令嬢ともあり、閨での教養はありましたが、「殿方に任せなさい」としか、あっさりとした教養しか受けておらず、まさかこんなにも恥ずかしい事をしなければならないのか、気が遠くなるような気がして···。
甘く囁くグレン様の声音が、いたく耳の奥底に残りました。

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