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美味しいサンドイッチの作り方
第29章 番外編 9月のシルバーウィーク

『父さん、温泉にこのまま
直接行く感じ?それとも
途中でどっかに寄ったりすんの?』

『大きな道の駅があるから、
そこに行こうかと思ってるけど…。
光や翔が行きたい所が
あるんだったらそっちでもいいよ?』

『だってよ、なゆ、どうする?』

でも…今日からシルバーウィークだし
予約しないといけない所とかは
行くのは難しいだろうなって
そんな風に思ったりしつつ。

「翔は…科学館がいいかな?
美術館とか…水族館とか…?」

『じゃあ……そうだなぁ…、
歴史文化博物館はどうかな?』

『俺、そこ小学校の時行ったわ』

「私は…行ったことない…」

『翔は…どうかな?』

歴史文化博物館はどうかなと
誠さんが提案してきて、
私は行ったことない場所だったから
ちょっと興味があったんだけど。

『僕は……なゆたが
行きたいって言うなら、どこでもいいよ』

『じゃあ、決まりだね』

ひびきの市にある、
歴史文化科学館が
温泉街に行く前の目的地に決定して。

朝食を済ませて準備が完了した後は、
6人乗りの車の運転席に誠さん
助手席にママが乗って。
その後ろに私と光、
一番後ろに翔が一人で乗って。
次の休憩で光と翔が乗る場所を
交代するって感じで…。

きらめき市にある日下部家を
誠さんの運転する車で出発した。

『俺、トランプとウノ持って来たし』

『修学旅行…みたいだね…光』

『あら…この感じ…なんだか。
学生時代を思い出しちゃうわ。
じゃあ…ママは…バスガイドさん役か
引率の先生役って所かしらね』

『なつなさんもご一緒にどうですか?』

『俺のトランプだぞ?翔』

ババ抜きがしたいわって
ママが言ったから、
運転してる誠さんを除いて
私と、翔と光とママの4人で
光のトランプでババ抜きをして遊んで。

ママが勝ったから、リクエストで
ウノもしたいって言うから
何年ぶりかしらとか言いながら
その後はウノの勝負になったんだけど。

これまたママが圧勝してしまって。

『また、なつなママの勝ちじゃん。
なつなママ強すぎ説爆誕じゃん』

もう1勝負とリベンジマッチを
するもまたしても…ママの勝ちで
ママは数回したら飽きたみたいで。

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