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第23章 ６日目　かりきのドームシティ

フィールドは何もない…
真っ白の大きなフロアで、
フロアの４隅から
それぞれのチームがスタートする感じで。

VRゴーグルを被ると…、
崩壊した未来都市みたいな場所に
目の前の真っ白のお部屋が変わる。
対戦スタートの合図の
カウントダウンが始まって、
最後に翔が考えた戦略を…
３人でおさらいをして。

前線で…光がどんどん進むから
その後を翔が付いていて
先に進んでる光をフォローしながら
後から進んでる私の
サポートも翔がしてくれて。

光が回復してくれって言うタイミングで
光と翔を…回復魔法みたいな
スキル…？を使って回復させる。

鉄砲を撃つだけじゃなくて
グレネードを投げたりもできるって
光が教えてくれて
１つ私にグレネードを分けてくれて。

『それ、投げてみろよ』

光に言われた通りに
グレネードのピンをぬいて
えいやって投げてみたら
それで２人がダウンしたみたいで。

『なゆ、ナイスゥ。ナイスキル』

ババババババッ！！

光は最前線でマシンガンで
敵を…つぎつぎに倒して行って、
私達のチームは２位で終わった。

「はぁ…凄いリアルだったね。
自分が…荒廃した未来都市の
中に居たみたいだったよ」

『なゆ、お前、結構
才能あるんじゃねぇの？』

「え？才能は…ないと思うよ…？
光と翔がフォローしてくれたから
生き残れてた…ってだけだし…」

『まぁ…、光が…VR　サバゲ―
したいって言ってたしね。
リアルFPS出来て良かったんじゃない？』

VRパークかりきのの建物の中を
翔がかりきのドームシティに
来たら体験したいって言ってた
VR　宇宙旅行の方へとさっきの
サバゲ―の感想を話しながら移動する。

『あれ、VR　ジャングルリバーだってよ
リアルジャングルクルーズじゃん』

『リアルなのはあっちなんじゃない？』

『でも動物もジャングルもニセモンじゃん。
まぁこっちは全部ニセモンだけどな』

他にも…ＶＲ　ワールドトラベルとか
世界各国の有名な観光地を
バーチャルリアリティで
バーチャル観光できるＶＲとか。

色んな種類のＶＲ体験ができるから
こうして何があるのかな？って
見てるだけでも楽しい感じで。