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美味しいサンドイッチの作り方
第18章 『HOTEL .A』 ~なゆたサンドレシピその①~
『なゆたは…何飲む?
コーヒーと紅茶どっちがいい?』
って翔が聞いて来てくれて
サーバーがあるから冷たいお水も
お湯も好きな時に飲めるけど。
普通のホテルみたいに、
インスタントのコーヒーと
紅茶のティーパックが数種類あって。
ベリーミックスのフルーツティーを
翔にお願いしたら。翔が
自分のドリップのコーヒーを
淹れる次いでに…私の分も淹れてくれて。
『まだ…そんなに暑くないし、
折角だから…外のあの
テーブルの所で朝ご飯食べようか』
「うん、そうだね。凄い…贅沢だね」
『今から…お湯張りしておけば…
朝ご飯が済んだ…ぐらには
お風呂に…丁度入れそうだね』
「そうだね…朝からお風呂も…
旅行に来てる…みたいで…いいね。
翔は…そこに座ってコーヒー飲んでて
私お風呂のお湯抜いて、お湯張りするから」
さっきは私の紅茶を
淹れて貰ったので…翔には
ソファでゆっくりして貰っておいて。
溜めてあった水を抜いて
栓を閉めると…新しくお湯張りをする。
ピンポーンとインターフォンが鳴って
翔が届いたモーニングを取りに行ってくれて
テレビからは…えっちなのじゃなくて
朝のニュースが流れていて。
私は…翔に淹れて貰った
フルーツティーが濃いめに
なっちゃってたから。グラスに入れて
冷たいお水をサーバーから足して
冷たいアイスのフルーツティーにして。
バリ風のお庭にある…
リゾート風のソファに座って
朝の空気を感じながら…。
ゆっくりと…した…時間を
翔と一緒に過ごした。
翔のおにぎりのセットを見ながら
おにぎりのセットも美味しそうだなって
思いながら…パンケーキのセットを食べて。
「今日のお昼は…何がいいかな?」
『光は…好き嫌いはなくて
食べるのはなんでも食べるけどね。
好きなのはカレーとかラーメンとか
ハンバーグとか…そう言うのだよ』
昨日は……来来飯店で
チャーハン美味しいの食べちゃってるし。
私が作るチャーハンは…普通の
一般的なチャーハンだから…
あれには…適わないしなぁ…。
素麺とかスパゲッティとか…
簡単に作れるものをママが
事前に用意してくれてたけど…。

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