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美味しいサンドイッチの作り方
第18章 『HOTEL .A』 ~なゆたサンドレシピその①~

建物の1階部分は広く空間が
取られていて、駐車場になっていて。
入り口の部分にはビニール製の
ホテルの名前の入った暖簾
みたいなので目隠しになって居る。

その暖簾は車が入る時に
擦ってそうだから、汚そうだし
自分に当たらない様に身体を
低くしてそれをくぐって。

ホテル入り口と書かれた
ランプが点灯している所から、
ここのメンバーズカードを
持ってるほど利用してる光が
先に中に入って行って。

後から遅れて、光の後について
自動ドアをくぐって中に入った。

『翔、なゆ、こっちこっち。
部屋どれにする?俺がまだ
使ってない部屋から選んでくれよ。
大蔵省の翔様にグレード決めて貰おうぜ』

「グレードって何?」

『ラブホテル初心者のなゆには
わからねぇよな。ラブホの部屋には
グレードがあって、グレードが
上がると部屋にカラオケとか
ダーツとか、サウナとか露天風呂がな
部屋の設備に追加されてくし、
その分料金も上がるけど
部屋もその分…広くなるわけよ』

お部屋はタッチパネルを操作して
選ぶ感じになっていて、
一番いいお部屋がSタイプで
その次がAタイプ、その次がB
そしてその次がC、そして
一番下のお安いお部屋が
サービスルームってなって居る。

お部屋の画像も空いている
すぐに使えるお部屋の画像が
ランダムでピックアップされていて。

Sタイプのお部屋と…
サービスルームとでは
確かに…月とすっぽん…
雲泥の差がある感じの印象で。

普通のホテルとかでも
スイートルームと
スタンダードツインとかじゃ
お部屋の内装とか広さとか
当然価格も違うから…
こんな感じにラブホテルにも
お部屋にグレードがあるんだって
お勉強になったんだけど。

『今日は平日だし、時間ももう
21時過ぎてるし…。なゆたは
人生で初めてのラブホテルでしょ?
だったらどのグレードに僕が
許可出すかなんて愚問じゃない?光』

『よっしゃ、流石は俺のお兄様。
空気が読める男だわ。良かったな
なゆた、一番いい部屋OK出たぞ。
Sの中の一番いい部屋選ぼうぜ』

Sタイプの客室の中に一番
高い部屋があるらしくて
そのお部屋はVIPルームなのだそう。

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