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魅惑~甘く溺れる心と身体。
第5章 ハイスペックの裏に隠された本音。
器用にショーツの片方の紐を解かれた。
太腿の間に指が入り込んだ。
そこは3日前、唯斗さんに教えられた感じる場所。
長くて骨張った指が、ヴァギナに触れる。
肉壁の割れ目をなぞるように擦り、次第に指の動きに力が入ってくる。
指がくちゅんと音を立てて侵入すると、さらに奥へと進み始める。
「は、う……」
ゆるゆると肉壁を刺激されれば、どうしようもできなくなる。
身体から、力が抜けていくんだ……。
「っふ、あっ!」
唯斗さん?
もしかして寝ぼけてる?
うっすらと目が開いているものの、意識は覚醒しているふうでもない。
水を含んだ肉音の擦れる音が生々しく聞こえてくる。
「やっ、唯斗さ……」
唯斗さん、寝相が悪すぎるっ!
「澪……」
「――っつ!」
唯斗さん、やっぱり寝ぼけてるっ!
普段ならあたしのことを「ちゃん」づけ以外では呼んだりなんかしない。
名指しであたしの耳元にぼそっと囁かれた。
それだけでもあたしのみぞおちが疼く。
「ゆ……」
抵抗しようとしても快楽を感じはじめている今のあたしには力が出ない。
あたしの口から漏れるのは、乱れた息遣いばかり。
だめなのに……。
唯斗さん、お仕事があるのに……。
理性では唯斗さんに起きて欲しいと思っているのに、欲望はこのまま最後まで抱いて欲しいと願う両極端なあたしがいる。

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