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魅惑~甘く溺れる心と身体。
第5章 ハイスペックの裏に隠された本音。
「今日、大切なプレゼンがあるから早めに出勤するって言っていたでしょう?」
言うなり、あたしは、えいっと被っていた布団を引っ張った。
やっぱり血は争えないよね。
こういうところ、お父さんと似てる。
でもお父さんはこれで起きてくれるから、きっと唯斗さんも起きるでしょう。
そう高を括っていたんだけど……唯斗さんはなかなか手強い。
それでも起きないんだ。
もうっ!
「唯斗さん、朝ですっ!!」
痺れを切らしたあたしは唯斗さんの身体をゆさゆさ揺らす。
そうしたら――。
「わわっ!」
突然唯斗さんの手が伸びてきて、あたしは身体ごとベッドに引っ張られた。
「唯斗さん!?」
ぼふん。
ベッドのスプリングが軋みを上げる。
気がつけばあたしは唯斗さんの腕の中にいるわけで……。
ええっと、この状況って――……。
見上げれば、唯斗さんの顔がすぐ近くにあった。
唯斗さんの睫毛、長いんだ。鼻筋も通っていて、薄い唇もすごく大人な色香を感じる……。
って、見惚れてちゃだめだし、あたしっ!
今は唯斗さんを起こさなきゃ!
お仕事に支障が出ちゃう!!
「唯斗さん!」
起きてって声を上げると……。
「んぐ……」
口を塞がれた。
舌が伸びてきて、あたしの口内に滑り込む。
「ん、ゆっ……」
身体を捩って抵抗しようとすれば、お尻に手を添わされた。
そのままひとしきりお尻を揉んだあと、スカートの下に侵入する。

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