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僕の愛する未亡人
第1章 隣の席の未亡人

手のひらで太ももを撫でたり、指先でなぞったりするから、びくびくと佳織の体が震える。
潤んだ佳織の目と、理央の視線が絡まる。
目が合ったかと思うと、理央の頬に手が添えられる。
さらに唇に、柔らかな弾力が感じられた。
驚いて、思わず太ももを撫で回す手が止まる。
手は汗でびっしょりだった。こんな手で、彼女の脚を撫で回していたのか、と自分が汚らわしい気持ちになる。
佳織の唇が離れると、佳織が目に涙を溜めているのがわかった。
「今……何してるか、わかってる……? 月曜日、会うのよ。しかも隣の席で」
悲しそうに、佳織は告げる。
理央の目が泳ぐ。
佳織は微笑むと、頬に手を添えたまま、軽くさする。
「怒ってない。心地よかったのは本当。キスも……嫌じゃなかった。だけど、まだ受け入れられないの」
理央の頬に添えた手をずらして、背中を引き寄せ、撫でる。
何をされるかわからないのに、自ら体を密着させ、額に、頬にキスを施す。
「強引に発情させないで。寂しいから、ぐらぐらすると思うの。でも、佐藤くんとは嫌じゃなかった……と思うから。もう少し待って欲しい。それにここ、息子の部屋よ?」
ふふ、と佳織は笑いながら「ダメでしょ」と言って、体を起こし、服を直す。
心配そうに佳織を見上げる理央の頬を、手の甲でさする。
「自惚れていいなら、また食事…誘ってくれる? 今度はきちんと外でね」
その言葉に理央は今後のことを期待せざるを得なかった。
潤んだ佳織の目と、理央の視線が絡まる。
目が合ったかと思うと、理央の頬に手が添えられる。
さらに唇に、柔らかな弾力が感じられた。
驚いて、思わず太ももを撫で回す手が止まる。
手は汗でびっしょりだった。こんな手で、彼女の脚を撫で回していたのか、と自分が汚らわしい気持ちになる。
佳織の唇が離れると、佳織が目に涙を溜めているのがわかった。
「今……何してるか、わかってる……? 月曜日、会うのよ。しかも隣の席で」
悲しそうに、佳織は告げる。
理央の目が泳ぐ。
佳織は微笑むと、頬に手を添えたまま、軽くさする。
「怒ってない。心地よかったのは本当。キスも……嫌じゃなかった。だけど、まだ受け入れられないの」
理央の頬に添えた手をずらして、背中を引き寄せ、撫でる。
何をされるかわからないのに、自ら体を密着させ、額に、頬にキスを施す。
「強引に発情させないで。寂しいから、ぐらぐらすると思うの。でも、佐藤くんとは嫌じゃなかった……と思うから。もう少し待って欲しい。それにここ、息子の部屋よ?」
ふふ、と佳織は笑いながら「ダメでしょ」と言って、体を起こし、服を直す。
心配そうに佳織を見上げる理央の頬を、手の甲でさする。
「自惚れていいなら、また食事…誘ってくれる? 今度はきちんと外でね」
その言葉に理央は今後のことを期待せざるを得なかった。

