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僕の愛する未亡人
第1章 隣の席の未亡人
「ん……」

小さくだが、確かに佳織の体がびくん、と震える。
幾度も首筋に優しくキスをされ、彼の頭を抱えたまま、離すことができない。

「だから、ダメ、だ……って」

理央は首筋から唇を離したかと思うと、背中に這わせている右手の指先をゆっくりと動かす。

「あ、……ぅ」

久しぶりの男性からの性的な感触に、吐息が漏れる。
背中を指先でなぞられ、そこが熱を持っていく。
理央の唇が、佳織の唇に押し当てられる。

「ん、や……佐藤くん、これ、以上は……お願……い」

そう言うが、佳織が唇を開いたところに舌がにゅるんと入り込む。
歯磨き粉の清潔感のある香りが自らの鼻をつく。
佳織はそれを受け入れることしかできなかった。
さすがに他人の唾液が絡まり、口腔内を舌が這うと、体が固まってしまう。

「ん、ふ……ぅ」

唇の隙間から、佳織の甘美な吐息が漏れる。
舌が絡まりながらも、背中には相変わらず、優しい愛撫が続けられている。
背中の指先は、次第に腰へとずれていく。

「ん、んッ……」

佳織の吐息が短く、荒くなっていく。

唇が離れたときには、佳織の柔らかな唇は互いの唾液で濡れていた。
どちらともない吐息が、はあ、はあと岳の部屋で木霊している。

「……意地悪しないで。本当に、夫以外は、まだ……」

腰にずれた指先は、臀部へと到達する。
指先だけで触れていたのに、手のひらがそこに置かれる。

「さ、触っちゃ……ダメ」

撫で回されているわけではないが、布団の中で、夫以外に触られることのなかった部位に、手が置かれている状況はあまりに恥ずかしかった。

「普段相手してる女の子と違って……おばさんだから、太ってるでしょ」

「本間さんはおばさんじゃないよ。本当は、こんなに優しく触るんじゃなくて、めちゃくちゃにしたい」

「ん、……い、嫌……っ」

マキシワンピースが強引にたくし上げられ、汗ばんだ手のひらが太ももに這う。
体が硬直し、胃がきゅうぅっと締め付けられ、しくしくする。

「さ、佐藤くん、本当に……」

「嫌がらないで、最後まで……しようとか、思ってないから」

「さ、最後まで…とか、そういう問題じゃ…………」

目を潤ませて首を振るが、佳織は太ももを撫で回される感触にかちんと奥歯を鳴らした
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