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僕の母さん
第11章 それぞれの姫始め

「俺もあんたにハメたくなっていたんだよ」

そう言うと、真壁はテーブルの下から抜け出してきた。
それを聞いて、慌てて辰巳も後を追いかけてテーブルの下から出てきた。

「ダメですよ!真弓は僕のモノなんだから!」

クンニやキスなどは愛嬌で許せるけれど、
セックスをするのはダメだと辰巳は真弓と真壁の間に立ち塞がった。

「言ったろ?これは恋人スワッピングなんだって」

スワッピング?
確かにそのようなプレイがあるのは知っていたけれど、
いざ、自分がそのようなプレイに興じるなんて真弓は思ってもみなかった。

「私だってイヤよ…」

クンニで逝かされてグロッキー気味だった佐智子も我に返って真壁に異論を唱えた。

「よく言うよ、辰巳くんに舐められてアクメを迎え入れたクセに」

「えっ?辰巳くんが…私の…アソコを舐めていたの?」

「そう言うこと。だから、ちゃんとハメて最後までお前を味合わせてやんなよ」

呆然として立ちすくむ佐智子の隙を真壁は見逃さなかった。
サッと真弓と佐智子の手を取ると、寝室に連れ込んだ。

「ほら!辰巳くんも早くいらっしゃい。君が来ないとスワッピングが成り立たないだろ。
まあ、僕が二人を相手にして3Pでもいいけどさ」

「僕だけが蚊帳の外なんてイヤですよ」

三人の後を追って辰巳も寝室に飛び込んできた。

「ね、あなた酔っているんだわ、そろそろ私たちここをお暇(いとま)させていただきましょうよ」

連れ込まれた佐智子が今度は自分から真壁の手をとって寝室から出そうと引っ張ったが、当然のようにビクともしない。

「そんなことを言うと、僕は本気で怒るよ。
このおっ立っている股間のまま街を歩けと言うのかい」

そう言って真壁はズボンとパンツを同時に膝までずり下げた。
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