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僕の母さん
第10章 除夜の鐘

綺麗に整えられた陰毛の中に見える割れ目のタテスジを
達郎の舌はさらに亀裂の奥へと射し込んでゆく。
すると両手を達郎の頭に回して股間に押し付ける様にしてくる。

母の真弓は、うわ言の様に何か呟いていた。

「ああ…辰巳さん…」

よく聞いてみると、母は「たつみさん」と呟いている。

『たつみさん?誰だよ、そいつは!』

そこで達郎はハッと気づいた。

- 真弓おばさまには男がいるかもしれない -

彩也香の言っていた男の名前だったりして…

うっかり母は、達郎から与えられる愛撫を
たつみって野郎から受けている愛撫と錯覚しているようだ。

達郎に嫉妬の炎がメラメラと燃え上がる。
その嫉妬心は母を執拗に愛撫してゆく。
母は感じている様で、股間は既に愛液で溢れ出していた。
それどころか、もっと股間を舐めて欲しそうに股を開き始めた。

達郎の嫉妬は興奮という形になって股間を熱く滾らせていた。
再び母の真弓の背後に回り込むと、母の背中を手で押し込んで尻を突き出す姿勢を取らせた。

そして急いでズボンの小窓からイチモツを引っ張り出すと、ソレで立ちバックで真弓を貫いた。

「はうっ!…」

くぐもった母の声を無視して腰を前後に振ってピストンを開始する。
喘ぎ声が更に大きくなった。

「えっ、ちょ、ちょっと待って!?」

真弓の慌てた声がした。

今、自分の女性器を貫いているのは、愛しい辰巳ではなく、
彼のものとは全然似ていない細く小さなペニス…。
流し台のステンレスシンクに写る影は息子の達郎であった。

「嫌~!達郎やめて~~~!!」

母の真弓は叫びながら逃げようともがき始めた。
背を伸ばして立ちバックの結合を解こうとあがく。

ここまで来て辞めるわけにはいかない。
達郎は、母の悲鳴も無視してガンガン突き続けた。
成長著しい達郎の背丈は、すでに小柄な母の真弓をも追い越していた。今や非力な男の子の腕力ではなく、立派に男としての筋力さえも身に付けている。
屈めた腰を伸ばそうにも、背後から達郎に後頭部を押さえつけられては為す術もなかった。
必死の抵抗も虚しく、やがてぐったりとした真弓は達郎の動きに反応し始め、本気で感じ出した。

母としてではなく、女としての快感を呼び戻されてゆく。
テレビからはお寺の中継で除夜の鐘が続いている。
達郎は鐘の音に合わせて真弓を突きまくった。
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