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第8章 体をひとつに…

ベッドに移動して、腕枕をしてあげると、
彩也香は甘えるように達郎に抱きついてくる。
細くしなやかな肩を撫でながら
案外とムチムチの肉付きのよい太ももを軽く触ってゆく。

まだ成熟しきっていない彩也香だけど、
肌の手触りはとても滑らかで手のひらに吸い付くように馴染む。

次はどんな風にしてくれるの？
彩也香は期待に胸を膨らませて、達郎の目をじっと見る。

処女を卒業したせいかとても色っぽい眼差しで、達郎の方がドキドキしてしまう。
指先が触れるか触れないかという愛撫に、彩也香は身をよじり、「なんかくすぐったいわ…」と甘えた声を出して達郎の胸に顔を埋める。

「じゃぁこういうのはどう？」

腕枕をしていた腕を外して、肩から右のおっぱいへと手をのばす。

おっぱいが感じるタイプなのか、指先が乳首を掠める度に、身体がびくびくっ！！と反応した。
のけぞるようにあごを上げ、目はトロンとして達郎の次なる行為を待ちわびる。

「おっぱいは、くすぐったくないの？」

「そっ、そこは大丈夫…くすぐったいというよりも、すごく気持ちいい…」

恥ずかしいのか、消え入りそうな小さな声だった。

「じゃあ、一番感じるところを責めてあげるから覚悟しな」

達郎の指は彼女の太ももの内側、一番柔らかい場所をちょっと強めにつかむ。
「きゃっ！」刺激が強すぎるのか、彩也香は身悶える。
かまわずにさわさわと撫であげてゆく。
逃げるように身をよじりながら呼吸が荒くなってゆく。

「なんかすごく感じてない？」

「そっ、そんなことないわ…きゃっ！はあぁぁん！」

指が鼠径部に向かいかけると、アソコを触ってもらうのを期待しているのか足を大きく開いてゆく。
その期待を裏切るように顎から頬、耳へ舌を這わす。

顎なんて舐められた事もないせいか、そこに舌先が触れた瞬間、「あぁ、はっ、はっ、んんっ！！」と体をくねらせて、我慢できないとばかりに自分でおっぱいを揉み始める。

「顔、舐められるの好き？」

「よくわかんない…あっっ、でも…ん、ん」

鼻にかかった甘ったるい声でもっと続けてくれと言っているようだった。