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初恋を奪った皇太子は、私を逃がさない
第2章 禁断の庭園
そのまま、温室の片隅に置かれた木製のテーブルの上へと座らされる。

「初めての花か……待った甲斐があった」

「……え?」

待った──
その言葉の意味を問い返す暇もなく、彼の指先が静かに私のドレスの留め具に触れた。

音もなく、布地がほどけていく。

「で、殿下……?」

私の声は心許なくて、問いかけるようで、頼るようでもあった。

「……俺に、身をゆだねるんだ」

低く甘い声が、耳元でささやかれる。

そして──
私の体からドレスが消え、彼の軍服も静かに脱がされていく。

次の瞬間には、お互いの肌が月光の中に晒されていた。

「……恥ずかしい……っ」

腕で胸を隠そうとする私を、アレクシス殿下の視線が、深く、優しく、すべて包み込むように見つめていた。
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