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柔肌に泥濘んで、僕は裏返る
第13章 一気呵成のカタルシス
次の瞬間、裕樹は指をぐっと押し当て、先端を挟んで乱暴に揺らした。
「ひぁっ…あ、あっ……待って待って待って……そんなの、すぐ……!」
抗うように声を上げながらも、楓の腰は勝手に前へ突き出されていく。
自身が物凄いテクニシャンになったような気がして、乳首を容赦なく捻じ伏せるように指先に力を込めた。
「ぁぁあ゛っ!イクッ……イッちゃう…!」
その瞬間、楓の体が大きく跳ね、背もたれに腰を打ちつけるように痙攣した。
胸も髪も乱れて揺れ、弓なりに反り返った姿は、紛れもなくイキ果てる女の姿だった。
(え? 乳首だけでイケるの…?感度、すごすぎ…。)
葵では決して見られなかった反応。
あまりの呆気なさに気を取られつつも、果てて首をひくひくと動かし、小刻みに震える楓の姿に、裕樹の胸の奥がぞくぞくと震える。
裕樹はただ夢中で弄っていただけで、特別なテクニックを持ち合わせてはいなかったのに、こんなにも簡単に──それも乳首だけで絶頂してしまった。
半信半疑の気持ちと、溢れるように湧いてくる自己肯定感が、裕樹の中で混ざり合った。
小刻みな震えと息遣いが、密着した裕樹の体にも伝わってくる。
振り返った楓は、恍惚の笑みを浮かべていたが、その瞳の奥では、さらなる快楽を求めるような炎が静かに揺れていた。
「すっごく良かった……。本当に6年ぶりなの?」
愛おしそうな表情で裕樹を見つめる楓は、かすかに掠れた声で呟く。
絶頂させたはずの楓は、指先で裕樹の頬をそっとなぞり、妖艶な笑みを浮かべ、大人の女の余裕を纏っている。
自分が握っているはずの主導権の手応えのなさに、裕樹は思わず唾を飲み込んだ。
全てを見透かされているような感覚の中で、楓は口を開く。
「ねえ、まだ時間はある?」
裕樹は、迷う間もなく頷いた。
「なら、場所を変えよっか。」
その言葉の意味を、裕樹はすぐには理解できなかった。
これからどこへ行くのかも分からない。
けれど、楓の不敵な笑みを見て、もう戻れないということだけは察した。
「ひぁっ…あ、あっ……待って待って待って……そんなの、すぐ……!」
抗うように声を上げながらも、楓の腰は勝手に前へ突き出されていく。
自身が物凄いテクニシャンになったような気がして、乳首を容赦なく捻じ伏せるように指先に力を込めた。
「ぁぁあ゛っ!イクッ……イッちゃう…!」
その瞬間、楓の体が大きく跳ね、背もたれに腰を打ちつけるように痙攣した。
胸も髪も乱れて揺れ、弓なりに反り返った姿は、紛れもなくイキ果てる女の姿だった。
(え? 乳首だけでイケるの…?感度、すごすぎ…。)
葵では決して見られなかった反応。
あまりの呆気なさに気を取られつつも、果てて首をひくひくと動かし、小刻みに震える楓の姿に、裕樹の胸の奥がぞくぞくと震える。
裕樹はただ夢中で弄っていただけで、特別なテクニックを持ち合わせてはいなかったのに、こんなにも簡単に──それも乳首だけで絶頂してしまった。
半信半疑の気持ちと、溢れるように湧いてくる自己肯定感が、裕樹の中で混ざり合った。
小刻みな震えと息遣いが、密着した裕樹の体にも伝わってくる。
振り返った楓は、恍惚の笑みを浮かべていたが、その瞳の奥では、さらなる快楽を求めるような炎が静かに揺れていた。
「すっごく良かった……。本当に6年ぶりなの?」
愛おしそうな表情で裕樹を見つめる楓は、かすかに掠れた声で呟く。
絶頂させたはずの楓は、指先で裕樹の頬をそっとなぞり、妖艶な笑みを浮かべ、大人の女の余裕を纏っている。
自分が握っているはずの主導権の手応えのなさに、裕樹は思わず唾を飲み込んだ。
全てを見透かされているような感覚の中で、楓は口を開く。
「ねえ、まだ時間はある?」
裕樹は、迷う間もなく頷いた。
「なら、場所を変えよっか。」
その言葉の意味を、裕樹はすぐには理解できなかった。
これからどこへ行くのかも分からない。
けれど、楓の不敵な笑みを見て、もう戻れないということだけは察した。

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