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社長は彼女の“初めて”を知っている
第2章 一夜
その言葉は、甘く、でもどこか切実で。

私の奥深くにまで響いた。

ゆっくりと、また彼の熱が体を貫く。

優しい。

傷つけないように、壊さないように。

まるで大切なガラス細工を扱うみたいに。

「……加賀見さんの……本気、みたい。」

ぽつりと、そんな言葉が漏れた。

その瞬間、彼の動きがピタッと止まる。

「……玲奈。」

低く、少し荒い息遣いで、彼が私を見下ろす。

「それ……反則。」

「えっ?」

「……“本気になれ”って、こういうこと?」

それまでとは違う、激しい律動。

静かに熱を重ねていたのが嘘のように、彼の体が、感情そのものをぶつけてくる。

「……あっ……! ああっ、ああんっ!」

体がついていけないほどの快感。
でも苦しくない。
怖くない。
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