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Lの禁忌 〜taboo〜
第7章 【甘い罰、とろける】





にゃはは、禁止事項の中にあったんだって
いじけないで
わかってたよ、かおるがしそうな事だもん
ごめんね、意地悪しちゃった
うん、良いよ
NGはないから
忘れられない花見にしてくれるの?
全部預けて良いのね?



多分、ローター仕込んでくるだろうなって思ったの
だから、先に断ったらかおる焦るかなって
アタフタしてるかおるが見たかったの
ごめんね?
じゃあ、かおる色に染めてください



花見当日は母が来てくれて子供たちを見ててくれる
朝からかおるとデート出来るの
母からオンナの顔になる瞬間……
友達と花見って言ってあるけど
本当は恋人とデート……
しかも、同じ階に住んでるかおるだなんて
今はまだ言えないけど、
後ろめたい気持ちがないと言えば嘘になる…



どうしてもオープンには出来ない関係だから
普通の人が知ったらどんな反応するんだろうなって…
自分の母なら、私をビンタして
早く目を覚ましなさい!とでも叫ぶだろうか
妻であり、母親なのよ!と泣かせてしまうだろうか



それでも………それでも…………



私はこのドアを開けて、
かおるの元に走って行ってしまうだろうな……
見捨てるわけじゃない
誤解しないで欲しい
今の生活を壊してまでは考えてなくて……
ただ、他に好きな人が出来た……



ダメだとわかりながら、止められなかったの
本当の自分を解放出来る場所を求めているのかも
それが今はかおるの前なんだって事



理解はされないかも知れない
同性愛だもん
本気じゃないって思われそう
遊びでしょ?って……
引き戻せるならとっくにそうしてるよ
理解のない世界だって事も……



でもね、心から大好きなの
かおるじゃないとダメなの
これほど揺さぶられる人とこの先出会えるとは
思えない
だから、私は……かおるに会いに行く



会いに行くから







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