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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第7章 新婚旅行2日目 7月8日 ~夜~

『明日の朝は…今日みたいに
慌てて起きなくていいんで…。
部屋で…飲み直して良いですか?』
「昨日買った分が残ってるし、
冷蔵庫に冷やしてあるから飲めるよ」
結局昨日はホテルに戻ってから
お部屋のサービスの、
チューハイを飲んだだけで。
買い込んだ分とサービスの
オリオンビールは残ったままだから。
ホテルのテイクアウトカフェで
おつまみになりそうな物を
買って自分達の部屋に戻る事にした。
すっかり辺りも暗くなって、
アメリカンビレッジも
夕暮れとは違う夜の装いになっていて。
『夜は夜で大人の遊び場って
感じの景色になってて良い感じですね』
海沿いの散歩を楽しめる
プロムナードもあるから、
パラパラとしている雨さえなければ。
アメリカンビレッジももっと楽しめたかも。
「でも、立ち寄りでここに来ても
ゆっくり街並みとか、こんな風に
楽しめなかっただろうし。
あそこのホテルにしてくれてありがとう」
『そうですか…?
巴がそう言ってくれて
僕としては…安心しましたけど…。
あ、でも来年…またリベンジするんだったら
今度は、あっち泊まりましょうよ』
と言って指差した方向は
サンセットビーチがある方向で。
サンセットビーチホテルに
私が好きそうな部屋あるから
次にまたここに来る時があったら
サンセットビーチホテルに泊まりましょうと。
そう今から来年か、いつになるか
わからない沖縄旅行の話をしている。
さっきは落ち込んでる感じだったから、
心配してたんだけど話をしてる内に
いつもの元気な旦那さんに
戻って来てくれたので安心した。
沖縄旅行なのに海外旅行に
来たみたいな気分を味わいながら、
ホテルまでの道のりを手を繋いで歩く。
ダブルツリーヒルトンに戻って来て
入口のシーサーに出迎えて貰う。
エントランスホールから
エレベーターホールに向かって。
エレベーターで5階に向かう、
5階に到着してエレベーターを
降りると…窓の外には
隣のヒルトン北谷リゾートが見えている。
廊下を一番端まで移動して。
自分達の部屋のドアの前に戻って来る。

