パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第6章 新婚旅行２日目　７月８日　～昼から夕方～

ソファの向かい側には壁付けの大きなテレビ、
部屋の奥側には壁と一体化してる
作業用の長いデスクがある。

奥の窓のカーテンを開くと、
ベランダになっていて椅子が置かれている。

窓から見える景色は海が広がっていて、
オーシャンビューじゃなくて
オーシャンフロントになっていた。

テレビが設置されている壁の
向こう側がベッドルームになっていて。
リビングルームとベッドルームの間に
スライドドアがあって
今は全開になっているが、ドアを閉めて
２つの空間として使う事も出来るお部屋だ。

『ヒルトンの方のスイートより
こっちの内装の方が良かったんですよ、
部屋自体はあっちの方が広いみたいですけど』

「えっ、ここ、スイートルームなの？」

『ダブルツリーのスイートなんで、
そんなビックリするほど高くないですよ？
ラ・スイートの方がよっぽど高いですよ』

スイートルームと聞いて
身構えてしまったんだけど、
スイートと考えるとかなり
お値段はリーズナブルなのだそうだ。

『ちょっと休憩したら、
アメリカンヴィレッジ行きましょうよ。
夕食もあっちで食べるつもりなんで』

「その前にお洗濯してから」

『じゃあ、先に洗濯しますか…？』

ホテルの２階にコインランドリーが
あるみたいなので、キャリーバックを
お部屋の方に持って来て、
昨日の水着と今日の水着とバスタオルと
昨日着てた物を出して。

リゾート感のあるワンピースも
買って来てたから、ここの
雰囲気に合いそうだし。着替えて
今日の服も一緒に洗濯する事にした。

ピンポーンとお部屋のインターフォンが
鳴って、旦那さんが対応しに行ってくれて
ウエルカムプレートを持って戻って来る。

カットフルーツとクッキーとかが
ワンプレートに盛り合わせになっていて。

『洗濯してる間に、これ食べましょうか』

旦那さんも着替えすると言って、
オリオンビールのTシャツに着替えていて。

一緒に２階に移動して、コインランドリーに
洗濯物を入れて回して来て。
それからお部屋に戻って来た。

ウエルカムプレートを
旦那さんと一緒にシェアして食べて。