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第6章 新婚旅行２日目　７月８日　～昼から夕方～

ラウンジスペースの入口には、
ウエルカムドリンクとして
自由に飲める
シークワーサーウォーターがあって。

『巴、これ、丁度良いの
ありますよ、これ飲みながら
食べれますね、クッキー』

ダブルツリーヒルトンの
ウエルカムサービスの
温かいチョコチップクッキー。

ウエルカムドリンクの
シークワーサーウオーターは
冷たくてさっぱりとしてて、
甘くて温かいチョコチップクッキーと
一緒に食べると良い感じだった。

ラウンジで一息ついた後は、
今日泊まる客室へと向かった。

１階のエレベーターホールには
サンゴのオブジェが飾られていて。
ホテルのあちこちに海を連想させる
オブジェが置かれているのが印象的だ。

お部屋は建物の最上階の５階で、
エレベーターホールを降りて
一番奥にあったから…かなり
直線で移動しないといけない感じだったけど。

一番奥が私達のお部屋だから、
用事が無い人が奥まで来ることがないと
思えば…部屋の前を人がウロウロと
する心配がなくて良いかも知れない。

ルームキーはカードキータイプで、
ヒルトンの方へ入る為の
カードキーもチェックインの時に
渡して貰えるみたい。

中に入ると大きなクローゼットがあって
キャリバーックもここに置ける感じで、
荷物を置いても余裕のサイズ感で
座ろうと思えば座れる感じだけど。

『前の旅行の時はアメリカンヴィレッジ
来てなかったんで、ゆっくり
アメリカンヴィレッジ散策しても
良いかなって思ったんですけど。
選択肢、多くて悩んだんですよね、ホテル』

「こっちか隣かって事？」

『レクーとか、ベッセルホテルとか
あっちとかにもホテルあるじゃないですか。
でも…部屋の感じが…ここが良いかなって』

徒歩でアメリカンヴィレッジに
アクセスできるホテルの候補から
旦那さんはダブルツリーにしたみたい。

お部屋に続くドアの先はリビングに
なっていて、リビングの内装も
ホワイトとブルーで統一してあって、
白い砂浜と海を連想させるような
波の様な…模様のカーペットが敷かれている。

壁際に伸びているアイボリーの
ソファ―は４人ぐらい座れるサイズで。