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第39章 番外編　その２　『私』の誕生日③

電車で行って昼間から
ビール飲んで、サウナで
ロウリュウしてとかいいかもですね。

と…旦那さんが嬉しそうに
話をしていて。きっと
お義父さんも喜ぶよって
そんな話をしながら
クルクルと泳いでいる
水槽の中のカマイルカを眺めた。

カマイルカの水槽の先から
下に降りて行くと６階のフロアになって、
＋みたいな形をしている
海遊館の大水槽の端っこが見えて来る。

ここで大水槽に駆け寄りたくもなるが、
目の前にはグレートバリアリーフの
カラフルな熱帯魚が入り乱れて
泳ぐのと同じぐらいカラフルな
サンゴの水槽があって。

チョウチョウオやツノダシ
ナンヨウハギと言った
如何にもなお魚が泳いでいて。

洞窟になっている部分から水の中に
光が差し込んでいるのが見えて
幻想的な雰囲気を感じられる。

カラフルな熱帯魚の水槽の後は
よく見るお馴染みのお魚が
大集合している瀬戸内海の水槽。

ここにはお魚屋さんでよく見る
お馴染みのカワハギやスズキ、
真鯛にブリにホウボウにと
美味しいお魚達が泳いでいる。

『美味しそうな鯛とか
タコがいる水槽ですね、巴』

この水槽の裏側には
メインの大水槽があるから
ちょっと…そっちの方を
観に行ったりとかして。

『やっぱりジンベエザメは良いですね…』

「うん、ジンベエザメ…大きいね～ッ」

何度来て見ても
ジンベエザメは大きくて
立派な体をしていて…。

ついつい我を忘れて
ジンベエサメの姿を
自分のスマホに残す。

今日は平日だから
目の前の大水槽の前の
混雑も…そこまで酷く無くて。