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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第38章 番外編 その2 『私』の誕生日②

昭和のお茶の間の光景が
目の前にあって、その中に
縦横無尽に金魚が行きかう。

畳の上に置かれている
地球儀や扇風機にも…
金魚が泳いでいる姿が描かれている。

扇風機は本物で…、
今時の薄いグレーの羽じゃなくて
ブルーの羽って辺りが
また昭和の扇風機って感じがする。

『凄いですね、止まってるのに
動いてるみたいに見えますね金魚』

しばらくその作品をぐるぐると
周囲を移動しながら眺めて。

その先にはミュージアムショップがあって。
図録や、定番のファイルや
ポストカード。シールや
マスキングテープやクリップ等の
文具系のグッツや。

金魚をモチーフにした、
お菓子も色々な種類があって。

うちわや扇子も金魚の絵柄で
涼し気でお洒落だったし。
夏らしいデザインの
金魚アクセサリーもあったりして。

『図録買うんですか?』

「うん、今日の記念に買おうかなって」

私が図録を持っていると
旦那さんがそう声を掛けて来て
旦那さんが持っていたカゴには
既にお菓子がいくつか入ってたけど。

『巴、それも入れて下さいよ』

「え、でも…」

それなりに分厚くてお値段も
それなりにする感じなのに
一緒にお会計をしてくれるみたい…。

お土産を購入して、
あべのハルカスを後にして
車を置いている駐車場まで戻って来る。

『さ、巴。今から今日の宿に
向かいましょうか』

もう時間は16時半を過ぎていて
今から今日のお宿に向かうみたい。

『すぐ着きますんで、
20分かかるか掛からないか位です』

前に…このすぐ近くにある
バリタワー天王寺に泊った事あるし
そこかな?って思ったけど
それから5分も掛からない距離だし。

駅のすぐ近くに…星野リゾートの
グループのホテルもあるけど
そこだって5分ぐらいだろうし。

リニューアルしたスパワールドの
ホテルも気になってたりしたけど。



――――――――――――――――

※注意※

あべのハルカス美術館での
深堀隆介展 水面のゆらぎの中へ
の展覧会は9月7日で
終了しております。
次の巡回地は2025.11.15[土]
~ 2026.1.18[日]青森県立美術館となります。



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