この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第37章 番外編 その2 『私』の誕生日①

外国人の観光客の人とか
若いカップルとかが訪れていた。

エサ台募金箱が置かれていて
入場料がない代わりに
お気持ちを入れて行く
システムになっているみたいで。

お財布の中の小銭を
気持ち程度で申し訳ないけど
入れてこの素敵な
水族館の維持費にして貰えたら
嬉しいねってそんな話をしながら。

また来た道を戻って行って
鴨川を渡って南座の前を通って。
祇園にあるぎをんの月まで
歩いて15分程度で戻って来る。

『さ、戻って来ましたよ巴。
お部屋のお風呂にお湯張り
してる間に…コーヒー飲みながら
あの和菓子とか食べましょうよ』

京都水族館で購入した
可愛い和菓子と、
BiVi二条で購入した駄菓子を
食べましょうと旦那さんが言って来て。

電気ケトルでお湯を沸かす用意を
してくれている間に、
私はバスルームに行って
お風呂のお湯張りをしに行った。

お風呂は…お洒落な六角形の
ブラウン系の配色のタイル張りで。

洗面所の所もお宿の名前にも
入っている月を連想させる
丸い鏡が取り付けられていて
鏡の裏側が間接照明になっていて
後ろの円形に中央が低く
周囲に向かって高さが高くなる様に
設置された石材のモザイクタイルを
照らして陰影を作っている。

『巴、何してるんですか?』

お湯張りをしに行った私が
全然帰って来ないから
不思議に思った旦那さんが
水回りの所まで見に来てくれて。

「いや…凄い…お洒落空間だなって」

『レトロモダンだけど
どこか令和もありますよね』

「リファのアイロンと
ドライヤーが設置されてるし
男性向けの基礎化粧品もあるもんね」

『駄菓子食べましょうよ、巴』

小さい丸いテーブルに
駄菓子を旦那さんが
何を食べるか聞いて来ながら
買った物を並べて行って。

テーブル小さいからそんなに
沢山並べられそうにないんだけど。

『ソースカツと…、
キャベツ太郎と……』

「私は、さくらんぼ餅かな」

『ああ、女の子は
だいたい遠足でも
みんなこれ買いますよね』

フルーツバスケットって言う
最中の皮に色んな色が
入ってるのにするか
単品のソーダとかにするか
その辺りが悩むポイントだったな…。


/681ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ