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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第20章 HIYORIオーシャンリゾート沖縄 ~夜~

『なんて、話をしてる間に…。
お風呂にもお湯張りできましたね』
「じゃあ、一緒にお風呂入ろうよ」
いつも家では一緒にお風呂に入るし、
大浴場があるのはいいけど
旦那さんとは一緒に入れないから
なんだか寂しいなって思うし。
もうお風呂は入って来てるし、
身体は綺麗になってるから。
浸かるだけ…のお風呂なんだけど。
『このテーブルこっちに移動させて、
お風呂でビールの続き飲みましょうよ』
話ばっかりしてたら、あんまり
ビールが進んで無かったので。
テーブルと椅子のセットの隣に
プールベッドと小さいテーブルがあって。
その小さい低いテーブルを、
お風呂の横に置いて
ビールを置いて飲みましょうよと
旦那さんが言って来て。
もうすでにそのバルコニーで
着てたTシャツとハーフパンツを
旦那さんが脱ぎ始めていて。
自分が脱いだ服を置いてある
プールベッドの上に
ポイっとおいてしまって。
「あ、ちょっと待ってよ…港斗。
クローゼットからバスローブ
こっちに持って来ておくから…」
『あ、すいません。巴。
ありがとうございます』
先にバスタオルなり、
バスローブなりを用意して
お風呂に入らないと。
ボトボトに濡れた身体で、
お部屋の中を水を垂らしながら
移動して回る事になりそうだったから。
一旦中に私は入って、
ベッドの足元の壁際に設置されてる
クローゼットのドアを開けて
引き出しの中から2枚。
自分の分と、旦那さんの分の
バスローブを持って
旦那さんが服を置いている
プールベッドの背もたれに
掛けるようにしてバスローブを置いた。
旦那さんは先に湯船に浸かって
私が服を脱ぐ所を見ていて。
『巴も早く、全部脱いじゃって
こっち来て下さいよ』
このホテルは丘の上に建っていて
視線の下にはマンションみたいな
建物が建っていて、その
マンションみたいなのの隣に
ある平べったい大きな建物が
前に朝ご飯を食べるのに立ち寄った。
シーサイドドライブインだ。
『シーサイドドライブインの
テイクアウトの所は24時間
営業してるみたいですよ』
「確か、シーサイドドライブインって
スープ?チャウダー?が有名だよね」

