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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第16章 新婚旅行5日目 7月11日 ~PM~

大人1人2180円の
入館料を支払ってチケットを
ずっと出して貰ってばっかりだし
ここは私のお財布からお支払いを
させて貰って私がチケットを買って。
美ら海水族館の中に入館した。
一番最初に出迎えてくれるのは
イノーの生き物たちの水槽で。
小さな子供達に人気のタッチプール。
色々な種類のヒトデとか
ナマコとかがその中に居て。
ちょこちょこと泳いでいる
ハリセンボンの姿も見られる。
「ハリセンボンも触って良いのかな?」
『でも割と動きが素早いですけどね…』
タッチプール中に居るけど
スルスルと逃げられてしまって。
ハリセンボンには触れなかったけど。
ヒトデとかナマコとか…
ちょっと触らせて貰って。
設置されている水道で手を洗って。
その次にあるエリアに向かった。
その次にあるのはサンゴの海の
水槽で湾曲した形をした…水槽の中には
カラフルな熱帯魚と、色々な種類の
サンゴ達が居るのが見られて。
今までだったら魚ばっかり見て
お魚見てお終いって感じだったけど。
今回の旅行でさんご畑さんに
お邪魔させて貰って
さんごについて色々と知れたから。
『こうやって見てみると…
色々な色や形のさんごが居るんですね…』
「この水槽の中には80種類の
サンゴが居るんだって、今も
ずっと成長してるサンゴも居るみたい」
『あ、巴。あそこに居るのって…』
「ビタローだっ」
ハナフエダイはフカヤービタロー
ヨスジフエダイはイノービタロー
私が初日に糸満漁民食堂で
バター焼きで頂いたのは、
ヨスジフエダイの方で。
今回の旅行で名前を
私が覚えたお魚…。
その先になる沖縄の海を再現した、
熱帯魚の海には、インパクトのある
写真の中央に納めたくなる
メガネモチノウオを始め。
ウミガメも一緒に優雅に泳いでいて。
ヨスジフエダイが群れで泳いでいて、
赤い群れの方のフエダイは
ヒメフエダイなのだそう。
その先には沖縄に生息する
海の危険生物たちを集めた
サンゴの部屋があって
毒がどの部分にあるのかとか、
被害に遭ってしまわないようにする
防止策とか遭ってしまった時の
応急処置について模型と実物と
パネルを使って展示されていて。

