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第14章 ７月１０日　旦那さんのお誕生日　～夜～

その折りたたんだ足を
横から旦那さんの腕に挟まれて
がっちりと固定されたままで。

更に上から圧し掛かられて、
旦那さんの身体とベッドの間に
小さく畳まれて固定されてしまって。

私は…身動きも全然取れないから
バチュンバチュンと…パワフルに
奥を突かれるままに何度も突かれて。

快感を受け入れるままになって居る
その…快感を…強制的に受け入れるしか
出来ない…不自由な状況にも…、
また…感じていまっている自分が居て。

「あああぁんんっあぁっ、
飛んじゃうっ…飛んじゃうっ…
ああっ、あぅ、んんはぁぁっ、
あっ、あっ、ああぁぁあああぁッ…！」

『巴ッ…僕も…イキたい…ですッ…』

旦那さんがピストンを加速させて来て
パンパンパンパンと奥を
パワフルなピストンで、ガンガンと
何度も何度もノックされる。

パンパンパンパンッ…

「ああぁあぁううっ、はぁぁぁん
あっ、あっイク、イクッ…イクッ
ああぁ、来ちゃうっ大きいの…
あっ、あっ…来ちゃうッ…！！！」

自分の中で快感がドンドンと
蓄積して来るのを感じて…、
快感が詰まった風船が…今にも
爆発してしまいそうな程に…
パンパンになって膨れ上がって行く。

パンパンパンパンパンッ…

「ああっ、ああっ、あっ…ンんンッ…
あっ、来るッ…来るッ…ああぁっ
やぁあっ、あっ、イクっ…イクうっ…んんっ」

『巴ッ………僕も…もうッ…』

パンパンパンパンッ…パンパンッ…

旦那さんの渾身のピストンで
パアアアンと…自分の中で
膨らみ過ぎな程に膨らんでいた
快感を溜め込んだ風船が破裂して。

「ああうんは、うっああっ、あっ
あぁああぁぁぁああああ―――ッ」

何もかもが…真っ白になる…
そんな…白に全部が染め上げられて。

自分の意識も…そのまま白い世界に
溶けて飲み込まれて行ってしまった。



ーーー
ーー
ー

白の世界から…ぼやけた視界に
自分が泊っているヴィラの
天井が見えて…、ぼやけていた
視界が…段々とハッキリとして来て…。

『巴…？大丈夫でしたか？』

「んんっ…み、港斗…私っ…」

ズンっと旦那さんが…腰を動かして来て。