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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第12章 7月10日 旦那さんのお誕生日 ~朝から昼~

マリンショップから車で10分程の
球王朝時代からある歴史的施設の喜納番所の
すぐ近くにある…沖縄そばのお店の
番所亭(ばんじゅてい)さん。
この辺に地元の人が良く行く
美味しいお店がないかって
私を待っている間に比嘉さんに
オススメのランチのお店を
旦那さんが聞いていたみたいで。
確かに…お店の場所も
大きな道沿いって感じでもないし。
建物その物が植物に覆われていて
半分ぐらい隠されてる感じになっている。
駐車場にある車の軽トラックとかで
地元の人に愛されてるお店って感じがする。
タッチパネル式の食券を
購入したらそのまま厨房に
オーダーが通るシステムみたいで
レトロな外観とは裏腹に
その辺りは現代な感じのシステム。
モニターで出来上がりをお知らせ
してくれるからマクドナルドみたい。
『巴は何にしますか?僕は
このお肉全部載せのやつにします』
と…メニューの写真を指差していて。
ソーキとてびちと三枚肉の
三種類のお肉が乗っている
フォーレ―そばにすると言っていて
トッピングのよもぎマシのそばと
てびちの煮つけとジューシーも頼んでいて。
私は、ソーキとてびちのそばにして。
旦那さんがルートビア飲みましょうよ
って言うのでルートビアを飲む事にした。
お店の中はそんなに広くないけど
テーブルとカウンタ―と座敷があって。
私達は壁に向いてるカウンタ―が
2人並んで座れる感じだったからそこにして。
「お水汲んで来るね」
お水はセルフサービスだったので
自分の分と彼の分を汲んで
カウンタ―で待っている彼の所に戻る。
自分達の番号がモニターに
表示されるのを待つ。
『あれ…、ちゃんと付けてます?』
と…旦那さんが耳元で囁いて来て
思わずドキッとしてしまったんだけど。
「…うん…ちゃんと…付けてるよ…」
流石にダイビング中は外してたけど
着替えた時にちゃんと下着に
セットしてオモチャは装着してる。
こっちの腰に手を回して来て
スリスリと腰の辺りを撫でられる。
『それを聞いて安心しましたよ』
旦那さんのその言葉に
いつのタイミングでスイッチを
ONにされてしまうかと…
待っている間もドキドキしてたんだけど。

