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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第11章 AQUASENSE ~夜~

『巴に飲ませて貰って飲むビールは、
いつものオリオンビールより美味しいですね』

「味は変わらないと思うんだけど…、
港斗がそう言うなら…もっと飲ませようか?」

と…もう1口…含んで…
旦那さんの口に移そうとした
ビールを逆に押し返されてしまって。

そのまま旦那さんの舌が口の中に
入って来て舌を舌で絡め取られる。
にゅるにゅると舌を絡められて。

ぐいっとビキニを引き下げられて
おっぱいの先端をクリクリと
キスをしながら指で弄られる。

「んふっ…んんんぅ、んむっ…んん~ッ」

『今度は…僕から…お返ししますね…』

と…ビールを口に含んで…
口の中に流し込まれたんだけど…、
ビールと一緒に旦那さんの
唾液を口の中に流し込まれてる様な
そんな感じがして…どきどきしてしまう。

口の端の所の隙間から…
タラ~っとビールが伝って行って
頬から顎の方に…雫が流れて行くと…。

ポタッと…ジャグジーの湯の中に落ちて。
ブクブクと泡立つ水面に消えて行った。

『そうだ…冷蔵庫に入れた
中途半端な分…ここに入れて
ビール風呂にして楽しみましょうよ』

そう言って今飲んでたビールの残りと
さっき冷蔵庫に入れたばかりの
温くなってたビールを持って来て
ドボドボとジャグジーの中に入れてしまった。

シャンパン風呂とかミルク風呂とかあるし、
ビール風呂があっても良さそうだけど。
この量のお湯の中に…この量の
ビールでは足りないと言うか少ない気がするけど。
なんかリッチと言うか、贅沢をしてる気分になる。

ビールを入れたお陰なのか、
それとも差し湯をしてたからなのか
飲んでたお酒の酔いが回って来たからなのか…。

いい感じに温もりすぎちゃって
のぼせそうになっちゃって。

そろそろ上がろうよって旦那さんに
声を掛けようとしたらポツポツと
雨粒が…顔に…当たったのを感じて。

『雨、降って来ちゃいましたね…、
とりあえず…あそこに避難しましょうよ』

と…旦那さんが私の身体に
バスローブを掛けてくれて。
降って来た雨から逃れるために
エスコートして来てくれたのは…。





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