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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第35章 お父さんと温泉旅行(1)
「お父さん、誕生日おめでとう」


 私は車の助手席に座って、運転するお父さんにお祝いの言葉を伝えた。


「ありがとう、陽菜。今日は二人でゆっくり過ごそうね」

「うん、楽しみ」


 今日、9月21日はお父さんの誕生日。お父さんのリクエストで二人で温泉旅行に行くことになって、今は高速道路を走っている。


「それにしても、陽菜。今日は一段と可愛いね。その服は買ったのかい?」


 お父さんが私の服装に気付いてくれた。実は昨日、真人お兄ちゃんと出かけた時に、せっかくお父さんと旅行行くんだからと新しい服を買ってくれた。


「大人っぽく見えるかな……?」


 今日のコーデは、大人っぽさを意識した。白の半袖ニットのトップスにグレーのアシンメトリーのマーメイドスカートを合わせて、足元はパンプスで。


「うん、大人っぽいよ。セクシーだ」

「……っ」


 私は嬉しくて、目を伏せた。


「……あのね、私……、お父さんの隣に並んだ時に……親子じゃなくて、こ……恋人同士に見られたいって思って……」


 私が恥ずかしそうにそう言うと、お父さんは黙ってしまった。





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