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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第24章 メイドカフェのバイト
「じゃあ陽菜、軽く説明するね。わからないことがあったら、その都度聞いて」


 上機嫌な沙耶が仕事の仕方をひと通り教えてくれる。


「挨拶はさっきも言った通り、『おかえりなさいませ、ご主人様』ね。お客様が退店する時は『いってらっしゃいませ、ご主人様』だよ。席に案内したら、オーダーを聞いてね」


 話を聞いてると、本当にファミレスみたいだった。ただ制服がメイド服なだけで。


「てっきり『萌え萌えきゅんきゅん』とか言うのかと思ったけど、ここは違うんだな」


 真人お兄ちゃんが話に割って入ってくる。


「ふふっ。ここは元々喫茶店だったの」


 店長が教えてくれる。


「へぇ、どうりでメニューが本格的だなと思いました」

「店長の作る料理はおいしいよ! ここビジネス街の中にあるから、ランチはサラリーマンに人気だし」

「へぇ、ランチもやってるんだ」


 それを聞いて、もしかしてお父さん来てたりして……なんて思った。


「じゃあ、なんでメイドカフェにしたんですか?」


 真人お兄ちゃんが店長に聞く。




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