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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第20章 謝罪と嘘

「すごい……2022年からある」
私は一番初めの日記をクリックしてみた。そこには『母親と初めてセックスした日』という生々しいタイトルがあった。
「……っ」
こんなの読んでいいんだろうか……。これを読んだら池本先生のことを違う目で見てしまうかもしれない。……ううん、池本先生は私のためにカミングアウトしてくれたんだ。私が同じ悩みを抱えているから……。
「あれぇ? 池本先生はー?」
私はハッとして、教室のドアを振り返った。そこに立っていたのは、私と同じ制服を着た、茶髪のミディアムヘアの女の子だった。
「池本先生は職員室に……」
「えーまじでぇ? せっかく会いにきたのにぃ〜」
そう言いながら女の子は教室の中に入ってきた。
「ねえ、名前なんていうの?」
「えっ……水嶋です」
「水嶋、なに? 下の名前教えてよ」
「陽菜……」
「陽菜ね。あたしは沙耶(さや)、よろしくね!」
突然話しかけてきたから固まっていると、沙耶はふふっと笑って、私の髪を触ってきた。
私は一番初めの日記をクリックしてみた。そこには『母親と初めてセックスした日』という生々しいタイトルがあった。
「……っ」
こんなの読んでいいんだろうか……。これを読んだら池本先生のことを違う目で見てしまうかもしれない。……ううん、池本先生は私のためにカミングアウトしてくれたんだ。私が同じ悩みを抱えているから……。
「あれぇ? 池本先生はー?」
私はハッとして、教室のドアを振り返った。そこに立っていたのは、私と同じ制服を着た、茶髪のミディアムヘアの女の子だった。
「池本先生は職員室に……」
「えーまじでぇ? せっかく会いにきたのにぃ〜」
そう言いながら女の子は教室の中に入ってきた。
「ねえ、名前なんていうの?」
「えっ……水嶋です」
「水嶋、なに? 下の名前教えてよ」
「陽菜……」
「陽菜ね。あたしは沙耶(さや)、よろしくね!」
突然話しかけてきたから固まっていると、沙耶はふふっと笑って、私の髪を触ってきた。

