この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第17章 家族旅行(3)

「うっ……、うぅっ……」
部屋を飛び出した私は、ロビーのトイレで吐いてしまった。
「はあっ、はあっ……」
苦しい……。苦しくてたまらない……。誰か……これは悪い夢なんだと言ってほしい……。これは現実じゃない、夢なんだって……。
ケータイを見ると、深夜二時だった。トイレから出ると辺りは静まり返っていて、ロビーに誰もいなかった。フロントには電気がついてるけど、スタッフの人はいない。
私はふらふらと歩いてロビーのソファーに座った。ケータイの画面をスクロールして、真人お兄ちゃんに電話してみる。
真人お兄ちゃんの声が聴きたい……。
真人お兄ちゃんと話して安心したい……。
『もしもし?』
「……真人お兄ちゃん!?」
『は? あんた、誰?』
「えっ……」
よく聞けば、真人お兄ちゃんの声じゃなかった。それになんだか騒がしい……。
『あ、なんだこれ、真人のか? 間違えたわ』
「あっ、あの! 真人お兄ちゃんいますか!?」
『真人? 真人は隣の部屋にいるけど、たぶん今は出られないと思うよー?』
「え、どうしてですか……」
『彼女とセックス中だから!』
「!」
私は電話を切った。
部屋を飛び出した私は、ロビーのトイレで吐いてしまった。
「はあっ、はあっ……」
苦しい……。苦しくてたまらない……。誰か……これは悪い夢なんだと言ってほしい……。これは現実じゃない、夢なんだって……。
ケータイを見ると、深夜二時だった。トイレから出ると辺りは静まり返っていて、ロビーに誰もいなかった。フロントには電気がついてるけど、スタッフの人はいない。
私はふらふらと歩いてロビーのソファーに座った。ケータイの画面をスクロールして、真人お兄ちゃんに電話してみる。
真人お兄ちゃんの声が聴きたい……。
真人お兄ちゃんと話して安心したい……。
『もしもし?』
「……真人お兄ちゃん!?」
『は? あんた、誰?』
「えっ……」
よく聞けば、真人お兄ちゃんの声じゃなかった。それになんだか騒がしい……。
『あ、なんだこれ、真人のか? 間違えたわ』
「あっ、あの! 真人お兄ちゃんいますか!?」
『真人? 真人は隣の部屋にいるけど、たぶん今は出られないと思うよー?』
「え、どうしてですか……」
『彼女とセックス中だから!』
「!」
私は電話を切った。

