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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第13章 触って、お兄ちゃん
 その時、一階でバタンと音がした。トントンと階段を上がる音が聞こえてくる。


「陽菜? なんか知らない男の靴あったけど、誰か来てんのか?」


 すぐ近くで真人お兄ちゃんの声がした。


「……お、にい、ちゃっ……」

「!!」


 真人お兄ちゃんは私を見て驚愕した。そして私の身体に覆い被って腰を振ってる宅配の人の姿を見て、怒りをあらわにした。


「お前っ……何してんだよ!! 離れろ!!」


 真人お兄ちゃんは宅配の人に掴みかかった。


「なんだよお前、離せよ! 何してるって見りゃわかんだろ、セックスしてんだよ!!」


 宅配の人はなおも腰を動かそうとする。


「はあっ!? どう見たって強姦だろ!?」


 真人お兄ちゃんは宅配の人を後ろから羽交い締めにし、ベッドから引き摺り下ろした。


「陽菜、逃げろ!!」


 私はベッドから降りて、全裸のまま部屋から飛び出した。リビングに行って縛られた手でなんとかスマホを取って電源を入れて、二階に戻った。部屋では暴れる宅配の人を真人お兄ちゃんが必死で押さえていた。


「陽菜!? 逃げろって言っただろ!」

「証拠を残すの! この人が犯罪した証拠をっ……」


 私はスマホのカメラを宅配の人に向けた。





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