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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第13章 触って、お兄ちゃん
 私は下着をつけるために自分の部屋に行こうとすると、またチャイムが鳴った。


 ピンポーン
 ピンポーン
 ピンポーン


 何度も鳴らされて、少し怖くなった。


「水嶋さん、いらっしゃいませんか?」


 玄関の外から声がする。あの宅配の人の声だ。やっぱりまたお父さんの荷物が届いたんだ。


「水嶋さん……いますよね? 居留守使われても困ります。何度も配達しに来ないといけないので、出てもらえませんか? ドア少し開けるだけでもいいので」

「……っ」


 ドアを少し開けるだけでいいんだ。それならこのままでもいいかな? 顔だけ出せば……。


「すみません、今開けます」


 私は玄関の鍵を開けて、少しだけドアを開けた。


「ありがとうございます、外暑いので助かります」

「あっ……、お待たせしてすみません……」


 この炎天下の中、待たせてしまったんだと思ったら、罪悪感を感じた。


 私は玄関の隙間から少しだけ見える宅配の人からボールペンを受け取って、サインして渡した。


「じゃあ、これ荷物……」


 玄関の隙間から片手で受け取ろうとすると、荷物がガシャンッと音を立てて床に落下した。






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