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大きなクリの木の下で
第15章 結ばれる夜

乳房を鷲掴みにし、弾力のあるたわわな膨らみを楽しむ。
舌をふたつの乳首の間で何度も往復させ、味わった。
静香は、その間も竹本の勃起を手で包み、
とても愛しそうに優しく強弱をつけてマッサージをしてくれる。
「もう一度、口でしてもらって、いいですか?」
竹本の勃起は、もう破裂までカウントダウンを始めていた。
「うん、させていただきます」
再び洗い場の床にひざまずくと、
竹本の脚を割って体を滑り込ませてペニスを口に含んだ。
唾液をたっぷり絡ませてズズズっとすすりあげたり、
ズリュッと音をたてて、勃起を搾りたてる。
「あああっ…たまらないっ」
何度目かの吸いあげで、竹本はギブアップとなる。
「静香…もう…」
射精を宣言する竹本に、静香はペニスから口を離し、指の腹で亀頭を撫でながら、優しい笑顔を竹本になげかけた。
「我慢しなくていいのよ。
出していいの、わたしのお口に中で、たくさん出して…」
そう言って、またフェラチオを施してゆく。
静香が勢いよく頭を上下させながら吸い上げる。
ただ吸うだけではなく、静香の手と指は肉棒を握り、小刻みにスライドさせる。
竹本は何かにしがみついていないとどこかへ弾き飛ばされそうで、静香の両の乳房を手で鷲掴んだ。
「あああ…!本当に、出るぅっ!!」
目が眩むような閃光を与えながら快感が竹本を襲った。
ビクンビクンと静香の口の中でペニスが何度も弾み、
しばらく止まらなかった。
射精が終わっても、静香は吸い付いた亀頭から口を離さない。
それどころか、竹本が多量に噴き出したザーメンを一滴残さず喉の奥に送った。
『飲んでくれたのかい?
静香、君のフェラチオはとても気持ち良かったよ…』
竹本は涙ぐみそうになった。
美代子、由里子と、それとリハビリの理恵と体験した三人の女のフェラよりも、静香の情愛のこもったフェラチオには遠く及ばなかった。
射精したあとの精液に濡れた彼のペニスを、静香は舌で丁寧に舐めて清めてくれた。
「私、あなたのこと、絶対に大切にするわ…
だから、あなたも…私を捨てないでね」
離すわけないだろ…
そんな意思表示を込めて竹本は静香を強く抱き締めた。

