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大きなクリの木の下で
第7章 一人遊び

もう、本当に我慢できなくなって
中指をゆっくり深く入れてみた。

中は、とてもビチョビチョで熱くなっていて
中指に吸い付くようにギューッと締まってゆく。

バイブを乳首から離し、
お腹、下腹、と這わせて最後に割れ目に直接触れさせてみようと思った。

だめよ、まだよ、と思いながらも我慢できなくて、
Tバックの横からとうとうゆっくりと割れ目の中に入れようとした。

「神和ぅ…やっぱり無理よ…こんなの、自分でしたことないし…」

美代子とのレズでディルド遊びは経験済みでも
いざ、自分の手でアソコに挿入するには抵抗があった。

妄想の竹本にそう告げても、
返事は帰ってこない。
彼ならどんな風に答えて自分を快楽に導いてくれるだろうか…
そんな風に考えると妄想の中の竹本はスケベそうな笑顔を浮かべたまま、静止画像のようにストップしてしまう。

きっと、自分で慰めて、このディルドを使えということなのね。

「お願い…手助けして…」

- 仕方ないなぁ…じゃあ、少し手伝ってあげるね -

妄想の竹本が再び動き出して、ディルドを持つ静香の手に彼の手が重なる幻覚を感じた。
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