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午後四時までの性隷
第3章 いつもと違うバスタイム
「ママ!お腹すいた!何かおやつある?」

スクールバッグをソファに投げ、自身もソファへダイブする娘。

無邪気な娘がこのタイミングで帰宅したことは、少し複雑でした。

来週こそこんなゴシップ誌を捨てなきゃ、と思う反面、あの先を見たい、という気持ちにもなっていましたから…。

娘におやつを出し、夕食の準備やその後片付けに負われ、ふと気付けば私の入浴時間になっていました。

夫は火照った私のことなど気にもせず、娘とスマホでゲームをしています。

少し恨めしい思いでお風呂に入りました。

袋とじのあやめさんを思い出しながら、鏡で自分の裸とあやめさんの身体を比べて…。

「そんなに崩れてないんだから…」

誰にいうでもなしに、口から言葉がこぼれます。

クーパー靭帯だってまだまだしっかりしています。

「あやめさんに負けてないもん…」

自分で触る胸の弾力は、20代の頃とそこまで変わっていません。

触れているうちに、縛られたあやめさんに自分を投影し始めていました。
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