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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第15章 女の恨みは怖い
「実雅子さんとは、仲が悪い?」

と、反町が聞いた。

「私は大嫌い」

答えになっていない。反町は、サランの日本語能力もしくは、コミュニケーション能力に問題があると感じた。

「そうではなくて、実雅子さんは、あなたを嫌っているのかどうか?」

反町はゆっくりと、サランの反応を見ながら話した。志温が、

「少なくとも、25歳のときに、実雅子の結婚式には呼ばれています。出席はしていませんが」

と、話すと、反町は、

「25歳で、あの女性は結婚しているのか。22歳でK大学工学部を卒業して、〇ITに進学し、25歳で結婚となると、途中で帰国したということか?しかし、アメリカでゴルフの資格を取ったとなると、どういうことになる?」

話ながら、考えている風だった。

「〇ITで研究すると言っていたのに、ゴルフをしてた!実雅子は嘘つき!」

サランが叫んだ。

「なるほど。で、あの女性は、自分の結婚式に、奥さんを招待したということは、あの女性は、奥さんに悪感情は持っていないということか?」

反町は志温に聞いた。

「そうでしょうね。結婚式の招待状を悪感情を持っている相手には送らないでしょうから」

志温が答えた。

「だとしたら、利用できるな」

反町が言った。横にいた重村も頷いた。志温にもその意味はわかった。残りの斎田も、関、佐藤も。

反町は、それを昨晩から考えていた。仲が悪くても、表面的に修復することも可能ではないかと思っていたが、実雅子がサランに悪感情を持っていないのであれば、それすら必要がない。

反町が、サランに、

「実雅子は、嫌いか?」

と、確認した。

「大嫌い。嘘つきは嫌い。私は、実雅子が『〇ITで研究がしたい』と言うから、応援したのに、研究をやめた。ゴルフした。実雅子は、裏切り者!」

即答したサラン。

「だとしたら、復讐したいか?」

聞いた反町に、大きく頷いて、

「裏切り者には制裁が必要だ!絶対に実雅子を許さない!」

と、叫ぶサラン。
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