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愛の時間 ○○連発
第25章 元カレとの情愛が再び燃え上がる

「それにしても奇遇だね。
こんなところで再会できるなんて…何年ぶりだい?」

つい昨日までお付き合いをしていたかのように
浩二ったら気さくに話しかけてきます。

「もう12年になるわ」
そう言いながら、
真智子は月日の流れの早さに驚いていた。

「そうかい、もうそんなに経つのか…
結婚したんだね?」

彼は目ざとく真智子の左手の薬指のリングに目を走らせていた。

「5年前にね…」

「お子さんは?」

「娘が一人…」

何故だろう…
真智子は思い浮かべた娘の事を
意識から消そうとしていた。

「あなたは?」

多分、結婚してるだろうなと思いながら
会話の流れとしてそのように尋ねてみた。

「リングは嵌めていないけど俺も結婚したよ
学生結婚だったからもう10年近くになる」

他愛もない会話を済ませて立ち去ろうとしたが
何故だかその場を離れられない…

「よかったらお茶でも…」

彼からそう誘ってもらえるのを
待っていたかのように
お互いに買い物の清算を済ませると
彼の車に同乗していた。

「旦那とは上手くやってるのかい?」

ハンドルを握りながら
彼は前を見据えたままそう問いかけた。

「ええ、幸せよ…
でも、退屈な毎日だわ」

何故だか真智子は
心にもない言葉を発していた。

退屈しのぎにどうだい?

彼はそう言って
助手席の真智子の手を握ってきた。

それは12年ぶりの再開を祝って
体を重ねたいという要求を意味していた。

「5時には娘を保育園に迎えに行かないと…」
不貞行為に突き進もうとする自分の心を
セーブするかのように
真智子は娘がいる母としての言葉を口にした。

「まだ4時間以上もある」

彼の手はいつしか真智子の手から
太ももに移動し始めていた。

いけないとは思いながらも
高校生の頃、お付き合いしていた情熱が甦る。

恥ずかしいことに
真智子の女陰は久方ぶりに熱く潤っていた。

「お茶をするだけだと…」

久しぶりの再会に
懐かしい思い出話に浸ろうとする自分と
アバンチュールに身を焦がしたい自分が葛藤していた。

そんな真智子の揺れ動く心を見透かしたかのように
交差点で赤信号で車が停止すると、彼は真智子の言葉を遮るように素早く真智子の唇にキスをした。
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