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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第22章 2025年4月29日 ~夜~

『絶対あの元カレより、あの
イケメン過ぎる旦那さんの方が良いって』

『そうそう、あんな旦那
どこでどうやって引っかけたのよ?』

と…このテーブルに来た事を
ちょっと後悔してたんだけど…。

『それにさぁ、アンタの旦那さんも
めっちゃイケメンだけどさ。
旦那さんの友人もイケメン揃いじゃない?』

私が…把握していた旦那さんの友達は
今日の結婚式で立会人代表を
勤めてくれた双子ぐらいなんだけど。

双子は…うちの旦那さん以上に
モテモテエピソードが尽きないし。
今も…双子は…大勢の女性に
外のテラスのボックス席で
囲まれていて…。あそこだけ
なんだか…夜のお店みたいな雰囲気だ。

『巴、ドレス…しんどいでしょ?
あの…ワンピースに着替えてきたらどうですか?』

と旦那さんが声を掛けてくれて。
ちょっと中座させて貰って
着ていた桂由美のドレスに名残を
惜しみながら脱いで。

持参して来ていたなんちゃって
ウエディングドレスのベースの
フィッシュテールのドレスみたいな
ワンピースに着替えてその上に
持って来ていたウエディングボレロを
重ねて…バンケットに戻った。

ドレスを着てたから食べたり飲んだりも
かなり遠慮してたから、残ってた料理を
モリモリと食べて…お酒も…
久しぶりに会った子と話ながら
飲んでいたら…飲み過ぎちゃってて。

オーシャンプレイスは…21時30分までが
会場を貸し切れる最大の時間なので…。
最後のウッドデッキのテラスで
ナイアガラ花火をサプライズで
用意してたので…皆で見て…。
その後は…燃焼時間の長い手持ちの花火を
持ち込みさせて貰っていたから
皆で…手持ち花火で…最後の…演出を
一緒に楽しんで貰って。


私と彼の…結婚式は終わった。


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