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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第18章 2025年4月21日~27日

妹にメイクをして貰って、
ある意味…リハーサルメイクみたい
だなぁと思いながら。

妹のメイクは…、プロの人の
メイクとは違うけど…私の顔を
良く知っている妹なので
私が嫌だなって思ってる部分を
カバーしてくれていい感じに
見せてくれるメイクをしてくれる。

鏡の中の自分が綺麗に
なって行く過程を…見ていた。

『わぁ~、生田さん…素敵ね。
流石…、千冬ね…、千冬は
昔からメイク上手だったもの~…』

その様子を隣で美咲さんが
見ていてぱちぱちと拍手をしてくれる。

『さ、生田さん。私が今までずっと
して来た、ブライダルエステの
コースも…今日で全部終了…よ…』

「はい…、美咲さん今まで…、
色々と…、お世話になりました。
また…結婚式が終わってからも、
葵ちゃんと一緒に…ハーブ蒸し来ますね」

なんだか…卒業する時みたいな
そんな気分になってしまったんだけど。
この先も美咲さんのサロンには
変わらずに通い続けるには違いないので
しんみりする必要はないんだけど。

美咲さんとメイクをしに
駆けつけてくれた妹にお礼を言って。
美咲さんのサロンを妹と
一緒に後にした。

私の実家と今住んでいるテラスハウスは
歩いてでも行ける距離なので、
途中まで話を千冬としながら歩いて。

妹と…別れて旦那さんが待っている
テラスハウスにへと戻った。

「ただいま~、今、帰って来たよ…」

『あ、お帰りなさい、巴
今から夕飯作ろうかなって
思ってた所なんですよ…。
って…メイクもあっちでして貰って
帰って来たんですか??』

そのままソファでゆっくり
しててくださいよって
旦那さんは言ってくれたんだけど、
じゃあ一緒に作ろうよって
そう提案して。いつもは一緒に
片付けはするけど料理を一緒にって
言うのはした事無くて。

旦那さんが唐揚げを作ってくれる
つもりで鶏肉を買って来てたから。
お野菜が摂れる副菜を
私が用意する感じになって…。

『なんだか…こう言うの…良いですね。
新婚さんって感じがしますね…?巴』

「うん、そうだね…、偶にはこうして
一緒にキッチンでお料理するものいいね」


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