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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第16章 2025年4月19日 ~夜~

パウダースペースもブース毎に
ついたてで仕切られているから、
隣の人を気にしなくていいし。
ドライヤーだけじゃなくて、
くるくるのブラシ付きのドライヤー
それからヘアアイロンも標準装備。
ドライヤーで頭を乾かしながら
ブーストして区切られているので
遠慮せずに家と同じ様にして、
フェイスパックをしながら
ドライヤーで髪の毛を乾かす。
旦那さんの事…待たせちゃってる
かなぁって心配してたけど。
私が髪の毛を乾かし終えて、
湯上り処に行くと…
旦那さんの姿が無くて…。
置かれている自動販売機の
スポーツドリンクか麦茶でも
買おうかなって見ていたら
後ろから聞き慣れた声が聞こえて。
『巴、すいません、僕の方が
ちょっと遅かったぐらいですね…』
「ううん、ピッタリだよ。
私も今出て来た所だから…」
『何か、飲み物買いますか?』
私の隣で彼も飲み物を選んで
自分のリストバンドで自分の分と
私の分の飲み物を買ってくれて。
私の方がカゴの中の荷物が多いから
彼が自分のカゴに2本買った
ペットボトルを入れてくれて。
1階から宿泊棟の方への連絡通路のある
2階へ階段を上って移動して。
宿泊者専用連絡通路の入口に
自分が腕に付けている
リストバンドをピッと翳した。
自動ドアが開いて連絡通路に出て
人気のない連絡通路を移動する。
ちょっと先に歩いている人達を
見つけてちょっと内心ホッとしてしまいつつ。
エレベーターホールに戻って、
6階までエレベーターで移動する。
自分達の部屋に戻って来て。
旦那さんが和室側のカーテンを開くと。
外には…メリケンパークが
海を挟んで目の前に見えていて。
ライトアップされた
ポートタワーと海洋博物館が見える。
『いい眺めですよね。明るい時間も
良いですけど、夜は夜で良いですよね』
ライトアップは23時30分まで
しているから…まだ…23時30分に
なってないって事なんだろうけど。
食事の時間と…その後の寄り道と
お風呂に入って居た時間を考えると
もうそろそろライトアップも
終わりの時間になりそうで…。
と…思って居たらライトアップの
時間が終わったみたいだった。

