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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第16章 2025年4月19日 ~夜~

『時々、和テイストになりますね』
「そうだね、鱗焼きとか
イチゴ大福とお茶とか…」
『すいません、ちょっとだけ
LINEしても…良いですかね?』
と…旦那さんが突然言って来て
そんなの別に許可をわざわざ
取らなくて良いのにって思ったんだけど。
この時に感じた違和感の理由を…
後から…気が付く事になるなんて、
この時の私は思って居なかったわけで。
イチゴ大福がデザートだって
思ってたから、コースが
終わったって思ったんだけど。
その後にドルチェが運ばれて来て。
食後の…飲み物はと聞かれて
私はホットの紅茶をお願いして、
旦那さんはホットコーヒーを頼んでた。
『今日は昼間はちょっと
汗ばむぐらいの陽気でしたけど、
この時間にもなって来ると
流石にちょっと冷えますね…』
「でも…ワインも頂いてるし、
お店の人がひざ掛け貸してくれたから
顔が…ちょっと熱いぐらいだよ…」
いい感じにワインの酔いも
回っていて、顔が熱いから
ちょっと気温が下がってくれて
夜風が火照った頬に丁度いい。
最後の食後の1杯を頂いて、
オーシャンプレイスを後にする。
後はまたメリケンパークを
フィッシュダンスの方へ歩いて
今夜の宿のみなと温泉蓮を目指す。
『ちょっと寄っても良いですか?』
と、旦那さんが言って来たのは
フィッシュダンスの横の
TOOTH TOOTH FISH IN THE FOREST
まだこの時間なら営業中だし。
食べ足りないのを満たしたいみたいで。
「うん、良いよ」
『巴も何か頼んでくださいよ』
お店の中に入った。
お店は倉庫みたいな建物で
一面はガラス張りになっていて
外から店内の様子は見えている。
もう食事をするには遅い時間に
なっているから、2軒目として
お酒を楽しんでいる人達の姿があった。
食事時と…呼ばれている時間は
過ぎているころだから席も余裕があって
空いているテーブルに座って良いと
お店の人に声を掛けられて
窓際の空いている場所に座った。
メニューを見て…何を
頼むか考えてたんだけど…。
もうお酒は十分飲んだから、
そんなに要らないんだけどなぁと
思いながらメニューを一緒に見て。

