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続・白昼夢
第6章 スカトロ

でも、私はそんな事をしてまで潮吹きしたいとは思っていなかった。
どこまで私たちはズレたら気が済むのだろうか。

そう感じてしまうのだった。
でも、古川はこう言ってくる。

『本当に勿体ない、人生もっと愉しんで(笑)せっかく女に生まれてきたんだから。これを機にエロに目覚めたら?』

古川の人生は本当にエロが全ての様だった。
ここまで会話してきて正直飽きてきたのは言うまでも無かった。

でも、古川はこう書いて来るのだ。

『エロに目覚めればいつまでも若々しくなれるしね(笑)落ちたらフェロモン無くなってどんどん老けちゃうよ、女はエロくてなんぼでしょ?(笑)』

確かに、エロが枯れてしまったら女は老け込むだろう。
それは私も避けたかったが、毎日マスターベーションする気にはなれなかった。

『これからは、俺の事をご主人様と呼びなさい(笑)…それの方が愉しいじゃん?(笑)』

私は仕方が無いので古川に合わせるようにご主人様と呼ぶようにした。
確かに古川は愉しいことをするのが好きなのだと私は思っていた。

だが、どこかお互いのズレなどのような物を感じずにはいられなかったのだ。
それに、実際に会っている時にはこんな態度は見せない。

実に最近の今どきの子だと感じてしまうのだ。
こんなLINEのやり取りは暫く続くのだった。

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